ルショットシャンベルタンは9つあるジュヴレシャンベルタン Grand Cruの一つ、長期熟成向きといわれているが2007年はいわゆるオフィヴィンテージと呼ばれる年。タイミングもあり値段もわりとお得だったがここ数年Grand Cru自体かっておらず、これはレンタルセラーで放置していた一本。
フレデリックエスナモンもまたその村の作り手で値段の面では割と後発だったと思うが最近はやはり高くて見逃すことが多かったし、自分の好きなジュヴレシャンベルタンリストには入ってなかったので好んで購入はなかった。この一本はリュショットシャンベルタンがどんなものかを知りたくて購入したものだったことを後で知る。
ただ、時代なんだろう、少しひんやりとした印象の酸の強めな懐かしい黒糖系やさしいピノノワールだった。最近こういう感じのものにはなかなかお目にかかっていない。夢中になって飲んでいたころのスパイシーな感じというよりはちょっと薄いお出し系だったのはビンテージ故なのかもしれない。まぁ、でも、こういうのは日本食なおつまみがよく合うのでやめられないし、飲み飽きないのがいい。
購入時期:2010/2
購入価格:9000円くらい
購入店:楽天ルヴァンヴィヴァン