[2002]Matrot Witersheim "Meursault Charmes" 1er


エチケットのセンスが大好き。青の使い方が他との違いを際立たせます。
ワインもそんなイメージです。


ドメーヌ・マトロの畑を一部相続してはじめたドメーヌ テレーズ・マトロ・ウィッターシェイム女史 その娘のクロディーヌ・ルッセル氏がやってい”た”。

色はすこし緑がかる澄んだ黄色。濁りが無いので口に含むとなんともほんのりとした甘い香りが楽しい。味わいは上品で控えめ。果実といっても、ぎらぎらとしたトロピカルフルーツではなく、桃や梨、クリーミーなんだけどあっさり。 蜂蜜やらアーモンドのような香ばしさも少し含む。

特にグラスに注いだ時の色は前回飲んだムルソーがいかに異常だったかを語ってます…

残念なことに販売したところによるとこんな感じ。
ドメーヌ・マトロ・ウィッターシェイムが今年からワイン造りを中止になりました。理由は2007年春、オーナーのクロディーヌ・ルッセル女史の右腕として働いていたジル・デュックさんが背中をひどく痛めてしまい、仕事を続けることができなくなってしまいました。
ジル・デュックさんは、1999年のマトロ・ウィッターシェイムの創業時から栽培長兼醸造長としてワインを造って来られた方です。ルッセルさんは、彼ほど心から信頼でき、腕も確かな人を見つけるのは不可能と判断し、ワイン造りを中止する決断をしました。
2006 年ヴィンテージは全量をフェヴレが樽買い。畑も2007年から、フェヴレに賃貸することになりました。

ということで、いまある店頭在庫あさりまくりです。

購入元:タカムラワインハウス
価格:9000円くらい(ルロワの名前になったら倍以上…)
購入時期:2010年1月

コメント