[2004]Alvaro Palacios "Finca Dofi"


このワインのつくられたプリオラートはバルセロナから100kmほど離れた土地。この土地で取れるグルナッシュを半分以上にカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドして作られたもの。長熟でがっちりとした筋肉質なこのワインは、全く同じものを2年前に飲んだときは、自分の知識の無さに絶望するぐらいがちがちで、でも上品でとっておけばよかったと一晩中悔やんだ覚えがある。

そして、2年を経てあったが、あのときおもったとおり、筋肉質な点はかわらない。しかし、上品でタバコやコーヒーのような香り、それに色の濃いフルーツを思わせるゆるい酸味と苦味のバランスがよかった。このワインとにているとおもうのは、南仏のクロ・マリだとおもうが、いいガルナッチャ特有の魅力にあふれている。
こんな凄いワインだが、L'Ermita(レルミタ)の2ndらしい。もっと美味しいか分からないが、これでもう十分おいしいのだから文句なし。お金があれば1stをトライしたい。

Dofiはイルカ、奥様の好みだそうだ。ラベルのデザインも可愛らしく気を引く。

授業にていただく。

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