[2001]Domaine René Engel CLOS-VOUGEOT


輸入元はINAという会社らしい。クロ・ヴージョは、巨大なグラン・クリュ。教会を中心にすえてへいでかこまれてところ。

キャップのRE、及びなかのEの刻印はもうみなれてきたか。Eの刻印は裏側にも入っている。グラン・クリュだからなのか、コルクにヴィンテージと畑がはいるようだ。コルクの長さはそれほど長くない。


色は優しい、陽の光でいうと穏やかな、というかんじ。とはいってもピノ・ノワールなのでうすい。家の照明の光もしっかり透過する。 最初に注いだときはあれ?とおもったが、少し温度が上がった途端いきなりトップギアにはいったようになった。蒸した栗のようなほんのり甘く、はちみつ、スパイス、それに動物的。バランスのとれたうっとりとするような味、それに余韻の短さ。それにつづいてぐびぐびと飲みたくなるような衝動。

これがのみごろの味かどうかはわからない。が、美味しいピノ・ノワールは足早にかけぬけていくようにあっというまに飲み終わることがおおい。

この作り手がもう居ないということも拍車をかけているかもしれない。

購入元:ワイン商人 ドゥ・アッシュ
購入時期:2010年1月
購入価格:12000円くらい

コメント