収穫を基準にすると、2007年ビンテージが最後らしいが、2006年ビンテージは本人が詰めたと推測される最後のビンテージ。1年前に飲んだときは真っ先に猫が暴れて粗相をして帰っていたような味だった。ごちごちで、猫のアレの匂いが強く、美味しいというか、教科書通りのソーヴィニヨン・ブランだったことを覚えている。今まで飲んだワインで飲む時期間違えたBest3に入る味だった。
1年たってどんなかんじかなとおもって開けたのがこの1本。最初は猫がすりよってきたが、だんだんとはちみつのような、ともりんごのような、とも、甘みはあるが酸味もあってフレッシュな味わいを感じることができた。ただ、今回は用心深く予め抜栓してからしばらく時間をおき、その後デキャンタしてみた。それでも最初の30分は敷居にも上がれなかった気分。
少し時間が経過していくと、だんだんと臭みのようなものは消え失せてワイン本来の果実味に酸味がバランスよくかぶさってくる。
また来年か再来年きっと開けるだろう。そのときはまたどれだけ飲みやすくなっているか、または壁たが高くなっているか。
購入時期:2008年12月
購入価格:100ユーロ以下
購入場所:Finest Wine
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