ジャン・タルディはメオカミュゼの請負小作人として、クロ・ヴージョやニュイサンジョルジュをつくっていたようだ。2007年にそれらの畑を返還ししてため、おなじ味わいはもう作られない。97年以降は息子ギロームが関わるようになってからいろいろな試みによりワインの質自体も変わり始めているため惜しまれるとか。
2003年ものは濃いめといわれるが、これもやはり濃いめだろうか、それとも作り手に依存した話だろうか。栓を抜くとかなり香ばしい、ローストな香り胡椒か。少し鉄っぽいかんじもある。もう少しまっていたらもっとなめらかになったかもしれないが、今のバランスも少々の果実実と少々の熟成感があって面白かった。これはローストポーク・セロリたっぷりソースと頂いたが、濃すぎるセロリにはこれくらいがちょうどよい感じがした。
購入元:楽天ワインショップソムリエ
購入時期:2010年1月
購入価格:16800円