モーリー地区はトータベルよりさらにスペイン国境に近くにある、わずか数十haの小さな産地。ここは、黒いミルフィーユのような薄いスレート状の層が重なるシスト土壌です。ブドウの根がそれらの層を縦断するように地中深く伸びていき、鉄分などのミネラルを豊富に吸収するわけです。そのうえ、水はけが非常によい火山跡地という世界屈指の畑です
というところで作られたワインだとか。どうやって見つけてきたのかわからないが、日本国内では旨い安いワインのブランドと化しつつある。ただ、大手のお店で売っているというよりは、ワイン屋さんのコストパフォーマンスのラインナップの一翼。
ごりごりのグルナッシュなので、対応するにはイベリコ豚丼。濃い濃い対決でガチンコ。醤油のつよいたれと濃くて若いグルナッシュの組み合わせはうまかった。
南仏のピノノワール”グルナッシュ” という記述が散見される。確かに同じような複雑さを持っているけどうーん、結局何か先行者の背中にとりつくような二番煎じのような文句で終わってしまうのかと思うとさびしい。安いピノノワールのことでもないし、同じ性質をもつものでもない。
購入元:横浜CIAL信濃屋
購入時期:2011/3
購入価格:1500円くらい
コメント
コメントを投稿