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[2009]Harlan Estate Harlan

 


記念日的にずいぶん前に購入したワインを開ける。批評家の評価は95点前後のカベルネソーヴィニヨン主体のボルドースタイルだけど、カベルネらしい鉛のような金属的なものからふさふさとしてひやっとした針葉樹の森の中のイメージのある香りが印象的だった。舌触りはいわゆる高級ワイン的な雑味っぽさを感じないしゃきっとしたたたずまいとカリフォルニアらしい、なんというか尖がっていない感じがおいしかった。

良いワインは元気なうちに飲み切りたい。

[2009] Kistler vineyard Mcrea Vineyard Sonoma Mountain Charodnay

 


キスラーのシャルドネ。いやぁ、うまい。シャルドネの鑑のような味わい。本当においしい、洗練されたカリフォルニアワインのたどり着いた境地だったのではとおもう。ブルゴーニュのシャルドネはおいしいが、シャルドネはもっといろんな楽しみがあって自由で良いのではないかと思い始めている。

なお、ワインは毎日一杯飲むだけで健康になれる、ならいいけどそういう飲み物でもない。なので、おいしく味わえる時にだけ飲むのが良いといつもおもう。ヤケ酒は本当にいろいろもったいないからやめたほうが良いとおもうことにしている。




[2009] Podere Monastero La Pineta

 


今年はおせちがイタリアだったので、合わせて持ってきたワインもイタリアにしてみた。

ロマネコンティと同じクローンで作られた、イタリアのピノノワール。ピノノワールの味の違いに興味を強く持っていたころに購入したものだったが、まさか飲んだことすらないロマネコンティつながりだった(苦笑)

最新のビンテージでも同じ味わいがあるかは知らない、ブルゴーニュのピノノワールもここ10年ですっかり味わいの強いものが増えているように感じている。

自分の好むブルゴーニュに似ている?かどうかというと酸がくっきりな感じがありやはりそうとはおもえずだったが、南半球やカリフォルニア系とくらべればはやりのものよりも軽い薄旨系の懐かしいピノノワールだった。少し手のひらであたためてやるとふわふわと黒糖系もあじわえた。

12年も保管しておく価値があったのか?と聞かれると多分ないが安くても高くても新しくても古くても、おいしいならそれでいいと思っている。それにワインの熟成の感じを復習しているがいろいろあっておもしろいけど、果実味以外の味わいを期待したい自分がいる限りまぁいろいろほおっておいてみたい。

時期:2011/12 購入
価格:5980円
店:京橋ワイン



[2009]Kistler Vineyard Durell Vineyard Sonoma Coast

 


10年ほどレンタルセラーで寝ていた一本を取り出した。

2010年代前半は一生懸命シャルドネを飲んでそしてため込んでいた。その後温暖化の影響もあると思うがシャルドネの味がどんどん分厚い感じになるのに疑問を感じて飲まなくなった。が、10年以上前の自分はそういうことは考えていないので在庫はたっぷり。ということで、今となっては‥な気持ちではじまったので消化試合な意味もあったけど、これはおいしかった。

色は黄金色、紹興酒っぽさはぜんぜんなく熟成のよいころあいだった。購入当時に飲んだ時はおいしいけどもっと濃い重い印象だったが、口当たり優しいしナッツな香りがやさしい。飲むとするするっと消えていて小気味よい。ワインはうまく熟成するとだんだん力が抜けていくような雰囲気があるけど、これはそれの当たりだった。

キスラービンヤード自体は買収されてどこかのグループに組み込まれたようけど、今でも良いシャルドネを作っているようでビンテージを経るごとワインの点数評価は少しずつ上がっている模様。なお、キスラービンヤードのページを見る限りだが、2008年のタイミングで資金サポートを受けていたようだ。たぶんリーマンショックの影響を受けていたのだろうか。その後の展開はもうそのころにきまっていたのかもしれない。

個人の頑張りで高い質のものを提供するというストーリーは好きだが一代はせいぜい30年程度、飲むだけの者としては存続しておいしいものをつくってくれるだけうれしい。

参考:Winesearcher Kistler vineyard(日本語ページもできてた!)

[2009]Caler Mt.Harlan RYAN


RYANは好き味の一つ、久しぶりの対面だったけど相変わらず力強い。でも、10年たつと今となってはクラシックなー、になってしまうのかもしれない。クラシックといってもおいしいので満足。

RyanはCaleraのブドウ栽培担当の方の名前を付けた畑で2002年が最初のビンテージだそうな。REEDにくらべれば軽いがCaleraとしては重いようなブルーベリー感が強めな印象がある。





 

[2009] Proyecto Garnachas de Espana 'La Garnacha de Hielo'

ガルナッチャ推しの生産者団体の作る、甘口のワイン。2017年に7000円で購入したものだったがデザートワインを飲む習慣がないのでしばらくそのままセラーの奥で眠っていたもの。コロナで合わせるデザートに恵まれなかったが、カンノーリにクリームを詰めるキットを購入したのでそれに合わせることとする。

午後の紅茶のような豊かな香りにほんのりとした甘みが口に少し残るがするっと口を潤しそしてふわっと少し甘い香りがする。惜しいとおもい杯を注げば惜しい気持ちの終わりに終わる。おいしいワインとは満足するまで飲むものではなく、もっと飲みたいなぁと思えるようなものかもしれない。

[2009]都農ワイン Chardonnay Unfiltered

 10年前に購入してレンタルセラーにほおり込んでおいた一本。昔は毎年購入していたが酒代と酒量の削減を考慮するようになってからは買わなくなってしまった。それでも当時も今もそのワインの質は高いとおもっていたので10年前の自分のセンスをためすごとくいただく。

薫りの感じはパッションフルーツとパイナップルの間、良い感じのカリフォルニアのシャルドネをほうふつとさせる。ボリューム感はフランスほどではないけれども輪郭のある生き生きとした口当たりは濃厚。キャラメル、シナモン、ナッツ系も感じやすい。

それに値段相応に雑味はすくなく整っていて10年まった甲斐があったかなぁと思ったし、まだまだヘタレなさそうなのでもう少し置いてもよい印象。本当に2009年のブドウは相当良かったからかもしれない。

リリース当時のワイナリーの記事はこちら


キラキラとしたたぶん残糖あり。


[2009]Bernard Dugat Py Bourgogne Cuvée Halinard


デュガの双璧?、デュガ・ピィの入手性の高いキュベ。(それ以上のものはそもそも手が出ないというのもある)それでも5年前と比べれば倍近い値段になっている。熟成向きじゃないと言う人もおおいが、これはおいしかったし、2000年台の凝縮した作りを感じさせるものがあった。スパイシーと形容されるジュブレ・シャンベルタンの特徴とフルーティーな酸がほどよく分配されていて味わって時間をかけて飲めるワインだった。二人のデュガの話はよくかたられていたが本当に双璧だったとおもう。

まだまだ熟成のピークとはいえないのが惜しいがとてもおいしい、入り交じる良いワインだった。ブルゴーニュワインはこんなことばかりだからやめられないのかもしれない(苦笑)

購入:セラー六本木
価格:忘れました

[2009]Dominique LAURENT Mazis-Chamberin


なく子は黙らせられないが、好きな人には好きだろう。ただ、マジ・シャンベルタン的なムキムキ感がなく、ドミニク・ロランぽくないのか、それともこのビンテージの特徴なのかわからないなぁと感じられる。そもそもブルゴーニュでのワインの作り方もよく飲んでいた2000年台前半のビンテージからかなりかわってきているのかもしれない。

おいしい、が寄せ付ける気がない感じも同時に期待していて気持ち的には飲み頃遠い・・と遠い目をしながらのむき満々だっただけに、ちょっと濃さとかガチガチの手強さなどがなく肩透かしにあった。ひょっとしたら、あんまり長持ちしないビンテージなのだろうかどうか。ただ、まだ飲み頃というわけではないものの、2008と比較すると2009はやや果実味に劣るのかもしれない?それとも作りて? いろいろ気持ちが迷う気がした。

[2009]CALERA JENSEN Mt.Harlan


おいしかったー、やっぱりビンテージ+10年前後は待たないとピノ・ノワールの美味しさがきわだたたないのだろうか。ただ、以前とくれべれば全然上品で長く口の中にとどめておきたい感じがした。カリフォルニアのピノ・ノワールはNew WorldとOld Worldの中間的な感じがする。あたるといいとこ取り、はずれると微妙な組み合わせになってしまう。

ただ、2000年台半ばからするとこってりとしなくなってきて好きな味わいに変わってきた。いろいろウリ文句が先行してしまったワインの一つだと思うけど、今はなんか言っていたことがわかるような気がする、おいしい。

購入:CALERAのサイト


TERRAZZE DELL'ETNA ETNA CIRNECO [2009]

Etna Rossoは好きなワインのカテゴリの一つ。ネレッロマスカレーゼの淡い味わいはブルゴーニュ滋味ワインに比肩すると思うし、近年海外からこの地に参入する生産者が増えて国際的評価もどんどん上がっているとか。それに伴って入手性も良くなりつつある。

山岳ワインは自分の中での好ましいジャンル、これも滋味と果実味のあるおいしいワインだった。これだけのワインがまだこの値段で買えると思うと、普段のみはブルゴーニュの裾ものからこちらにうつりたくなるなぁとおもう。



DEAN & DELUCAの合鴨とともに。

El Grillo y La Luna ”grillo” [2009]


 典型的なエチケット買いだが、試飲したときにとてもおいしかったので寝かせていたもの。でもちょっと寝かせただけでは濃い葡萄酒で、この後の味の変わり方を期待してもよかったとはおもう、、ものの瓶が太すぎてセラーの中でも置き場所に困っていたのでこの際飲んでしまおうと思った。

ソモンタノーノ(ソモンタノ) は山麓の意味らしくピレネー山脈スペイン側の麓のあたり、サラゴサの北西Barbastro(バルバストロ?)の近くに集中するエリアらしい。最近スペインのワインは高度を知らせるものが多く感じられる。地球温暖化の影響をポジティブに取り入れていることを表しているのかもしれない。このワインでたしか6000円前後。この出来栄えが続けばユーロ高に関係なく高騰しそうなワインの気がした。



葡萄の構成は、44%Syrah/35%Cabernet&Sauvignon/14%Garnacha/7%Merlot
葡萄の構成からもわかる通りシラー優勢のはずだがカベルネ感が相当強い。プルーンぽい。舌触りはとろけるようでとてもなめらかで濃厚。アルコール度数も当然それなりに高いのだろう。

作り手のサイト:http://www.elgrillo.net/

まだまだ、若いというか頑ななワインでした。

寒い日にはトマト鍋うまい。部屋にケチャップ風味がこもるのが少し残念と思うこともあるが、あたたかいほんのりスパイシーなトマト鍋は食欲も刺激される。それにスペインなパン(お店の申告)。多少スパイシーでも全然このワインなら加減がよくあっている。


GRAN FEUDO CRIANZA/NAVARRA [2009]

わりと安いテンプラリーニヨ主体(ガルナッチャとカベルネソーヴィニヨン)のワイン。肉を食べるときはスペインの赤ワインは美味しい。赤いワインなら割と肉はなんでもOKそうだけど、かりっと香ばしい時にはスペインとかスパイシーなメルローの方が好き味。

ナヴァーラもまたいい、おいしい濃いワインが多い。それにフランスとバスク文化圏に隣接しており、パンプローナが知られている。いつかは訪れたい場所の一つ。

ワインの情報や現行の価格はこちらから

Domaine Jean Chauvenet Aux Bousselots, Nuits-Saint-Georges Premier Cru[2009]

ジャン・ショヴーネは高い評価をうけているニュイサンジョルジュの作り手。ドメーヌ名のジャン自体は引退しているそうだが、3代目が堅実につくりを受け継いでいるそうな。


インポーターはヴィノラムでした。

鶏肉を、トマトとアスパラで。トマトの酸味が単調な鶏肉にいいリズムをもたらす。

シャブリのウォッシュチーズ、これはうまい。

Vincent et Denis Berthaut FIXIN [2009]



バルサミコなすき焼き!


ドメーヌ・ベルトー?と読むらしいが、このエチケットではどうやら親子か兄弟っぽい。ドメーヌのサイトやFacebookをみるとDenisが主役っぽい、、、たぶん親子とじゃないかと思う。

野性味なのか粗野なのかわからないが、パワー全開なピノノワールを飲みたいときはだいたいFIXINが好き。マルサネだとちょっと丁寧だし、ジュヴレシャンベルタンはおいしい作り手は多いが、その分村名が付くだけで高くなるジレンマ。
これも、らしい味わいだった。それをテロワールというのかクローンというのか、栽培なのか醸造なのか、いろいろ意見は分かれるけど期待した味だったので今回は満足している。ピノノワールにしてはタンニンガンガン、濃い紫なワインぽさがうれしい。


誰かがいる。

Château de la Maltroye "Chassagne-Montrachet 1er Clos du Château de la Maltroye" [2009]


シャサーニュの赤は自分にちょうどいい。濃くないが見た目よりも味がかっちりと枠があり、日本食のようなメリハリを感じることが多い。さらにこの土地の赤ワインが白にくらべて対外的な評価が低く、満足度に関係なくお得感もほんのり味わえることもある。

シャトードラマルトロワは、1940年にピカール家を名乗る人が購入し現在3代目。80年代から人任せな作りから自家製をやるようになったとか。ワイン造りが経済的に報われない時代から報われるのを見るようになったのだろう。アメリカなどの市場の拡大の影響もあったのだろう。こちらの作り手はあまりお目にかからないが、カーヴドリラックス経由でよく見る。



カプレーゼとか豚肉をおいしくいただく。豚肉はなんとなく白でもいいと思ったが、うすいちょうどいいところの赤でぴったり。



FELSINA CHIANTI CLASSICO BERARDENGA[2009]


フェルシナはキャンティの作り手でいろいろ賞を撮ったとかなんとか。これは成城石井で売っていたものだが、最新ビンテージはエノテカでの取り扱いとなるので今がお買い得か。

そういう事前情報はなく、サンジョベーゼが冷やしてあればトマトな何かにあわせられるんじゃないかと思い購入したもの。何と食べたのか忘れてしまったが、、、トマトが合わせやすい味だったことは覚えている。以前飲んだ覚えのあるキャンティよりも濃く感じる。少し青っぽい印象があるけど、それがスパイスになって夏向きなワインな印象をうける。

購入時期:2014/07
購入価格:2000円台
購入元:成城石井横浜
インポーター:東京ヨーロッパ貿易/成城石井


Simon Bize et Fils Savigny les Beaune "Les Bourgeots"[2009]

サヴィニーレボーヌのワインは安くて強情な感じのものが多く、温度を間違えるとアルコールの揮発のようなものにあおられてのみづらかったり、プラスチックやゴムのような香りを感じることがある。なので、強いものだという前提で空けたがやはり作れて依存。シモンビーズはやさしいピノノワールの作り手だったのかとしみじみといただく。飲む時期を間違えたなぁと思ったのは、これは典型的な秋の夜長ワインだ。じっくりと向き合って時間をかけて飲んだほうがもっとおいしく感じられたと思う。ちょっと、もったいない、タイミングで空けてしまった。



Domaine Confuron-Cotetidot Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les VIgnes-Rondes [2009]

今となっては古典的な作り手の、となるかもしれないコンフュロン・コトティド。基本は熟成させたのちこっそりと楽しむようなワインだと思ったが、なんとなくスパイシーながっちりとしたピノノワールがのみたくて、ストックにあったことを思い出す。

味わいは案の定。濃い濃いピノノワールで、ニュイサンジョルジュらしい肉肉しさを感じる。極端だろうけど、期待通りでつぼにはまった、おいしい。ただコストパフォーマンスは考え処だ。楽天優勝の時に半額だったと思うが、定価ではちょっと買うかどうか迷うところかな。

購入時期:2013/11
購入元:楽天DSKワイン
購入価格:7500円
インポーター:大榮産業株式会社






[2009]Simon Bize et Fils Bourgogne Blanc Les Champlains

Pinot Beurot(ピノ・ブーロ)で作られたちょっと珍しいワインだとか。シャンブランは4haの畑でピノ・グリも植わっているがこの年はピノブーロ100%で仕上げたものだったとか。シモン・ビーズは2013年なくなってしまったが、そうワイン屋は自分の作品が残る仕事というのがうらやましいとおもった。残ってしまう仕事がいいのかどうかわからないが、なにか残したいとおもうのは本能的な欲求の一つかもしれないと思う。

そういえばどこで買ったのかは覚えていない。
この日はお寿司が食べたくて、成城石井特製のもの。サーモン、鯵、鰯か鯖。フィードバックがすごくて笑ってしまった。

キャップの上部が怖い・・・