[2011]Domaine Tollot-Beaut Bourgogne

トロ・ボーは随分前に試飲会にでかけた作りて。そのときの印象は写真とずいぶん違う・・とおもったがワインは長熟志向なのかなぁ、味の厚みを重視しているようなイメージが有った。

2011はぶどうの量が不作とはいえ4400円と高い。以前なら、ブルゴーニュ・ルージュを買って美味しかった作り手を確認してから上位キュベを飲んでいた。それが今は難しいなぁとおもう。ユーロ高に評価の上がった生産者への過剰な需要。裾物は裾物らしいお値段であってほしいところ。

で、これも値段相応かというとちょっと考える。格をあらわすことのあるボトルも過剰に太く重い。味わいもちょっとまだまとまりがなかった。力強いという言葉もあるが、柔軟な筋肉質というよりは、ベニヤ板の裏のようなざらつきのようなものを感じる。果実味は美味しい感じ、酸味はそれほど強く感じない。

ブルゴーニュワインとしてまぁアリだけど、これで4000円超えはやっぱり高い。ワインの値段は欲望の値段でおいしさと直結しないことを思い知らされる。まぁ、5年後にはいい感じになるのかなぁ・・・どうかなぁ、、そもそも5年後にも同じようにワインが味わえる自分で在り続けているのか、結論の出ないことばかり年々いろいろなことを考えるようになる。

鶏の胸肉をグリグリとしてもらった。最近、もやしがおいしい。いいもやしが増えているきがする。焼いたお肉があうブルゴーニュ・・・という。ワインとの組み合わせは良かったので、結果オーライということになる。