キスラーの作るピノ・ノワールは、ブルゴーニュの白の作り手が作る赤ワインとは異なり結構力強く感じる。白よりも複雑な印象があって、しかも最初は飲みづらい印象がある。タンニンがやや強めで、拒まれる。白ワインとはまたちょっと異なる志向を感じる。シャルドネにはブルゴーニュぽさを多く感じるけど、赤ワインはなんとなくブルゴーニュでもジュヴレ・シャンベルタン以北の野性味あふれるフィサンとかマルサネっぽい印象。抽出も強めに感じる。もちろん素人見立てでしかないけど、最近の流行りである抽出は優しく飲みやすく的ワインではないので何かこだわりがるのだろう。
いただいたのはシンプルに、今半のお得なハンバーグ。これはとてもおいしい。うまく焼いてもらっていただけた。ワインなんてそっちのけでがぶがぶたべてしまい、味を覚えていないくらいだ。美味しいハンバーグをおつまみにしてワインを飲むのは難しい。