サヴィニーレボーヌのワインは安くて強情な感じのものが多く、温度を間違えるとアルコールの揮発のようなものにあおられてのみづらかったり、プラスチックやゴムのような香りを感じることがある。なので、強いものだという前提で空けたがやはり作れて依存。シモンビーズはやさしいピノノワールの作り手だったのかとしみじみといただく。飲む時期を間違えたなぁと思ったのは、これは典型的な秋の夜長ワインだ。じっくりと向き合って時間をかけて飲んだほうがもっとおいしく感じられたと思う。ちょっと、もったいない、タイミングで空けてしまった。