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外神田 花ぶさ 千代田膳

池波正太郎の好きなものをあれこれ盛り込んだお膳。最初はかいで始まり、アライとか蟹しんじょに海老しんじょ、上品な〆鯖に鰊の焼き物。どれもこれも雑味というかぶれが無く、ほんとうにおいしかった。

あわよくば、つぎは熱燗をつけながらじっくりこのお膳の流れを楽しみたいね。






外神田 花ぶさ さわらの煮つけ

池波正太郎の食のエッセイが好きな人にはたまらない店。

お店構えはこの界隈では控えめだけど建屋は力強い


色は濃いが味は薄いというか、濃いわけじゃないが旨みが濃い。赤だしと炊き込みご飯の組み合わせもまた楽しくおいしい。ぶれない正統派和食なんだとおもうが、いまどきこのびしっとしたちょうどよさが感じられるのが嬉しい。




上田 刀屋 くるみ味噌そば

前回から6年ぶりだった。刀屋は相変わらずだ。近所からも遠方からも人が集まり、11時の開店近くでもすごい行列。ここのハンドリングがすごいのが開いているからといって一度に人を入れないこと。30分ほどして、入店。くるみ味噌そばを注文。大を頼もうとしたら普通盛りにしておきと怒られた。そうそう、ここは小中普通大だった。

それにしてもちゃきちゃきと仕切るホールの女性がすごい。まぁ、商売ッけは乏しいけど、この御店はいろいろ見るところがあって楽しい。



くるみ味噌そばはコクとくるみの香りが絶妙で美味しい。


御徒町 本家ぽん多 カツレツ

久しぶりの池波正太郎めし。そして上のとんかつ御三家のひとつ。以前に行ったのは双葉。

メニューは時価とかいろいろきになるが、まずはカツレツ。ここは日本で最初にカツレツを始めた人が作ったお店で明治38年創業・現在4代目とのこと。ほかに有名なのはシチュー、イカフライ。ご飯と赤だし・香の物は別注文になってわかれている。これは夜に飲むかごはんか選べるようになっているようだ。

しばらく待ってから、上の階に通されてまた少し2脚ある椅子にすわって待つ。準備ができたところでテーブルへと通される。テーブルは奥の窓際近くで、美味だけよみとれる4文字熟語が飾ってある。何か背景のあるものなんだろうが、ざっと見た感じわからなかった。ただ美味という文字は飲食店でみるとおいしいきぶんがもりあがる。


箸置きは竹を模したものだった。

小さくきってあるため、ちょっとずつたべられてうれしい。すぐになくならないし、すこしづつ味わえる。そのまま食べるとちょっと癖があり、芥子を添えるとおいしくなる。さらに備え付けのソースをちょいちょいふると、すごいおいしいかつれつになる。ソースは魔法のように味をまとめておいしさを強く感じさせる力がある。

これにご飯と香の物になめこのお味噌汁。どれもおいしい。いいはなしというのはわき役がうまいのと同じくらい、おいしいお店は脇もまたうまい。


賛否両論あるけれど、おいしいのは間違いないし面白い。下のカウンターで食べる自信はない。まるで老舗の寿司屋のカウンター前で寸分の無駄な動きなく大将とプロの常連?が対峙しているような雰囲気だった。初めて言って、カウンターでは息もできないだろうなという硬い感じがあった。2階は給仕の女性の方がとてもいい働きをしており、雰囲気もやわらか。かかっていた文字をきいたら、たい(漢字読み取れない)在美味とありいつもおいしいものがたべられたらいいねぇという意味だと教えられた。ちょっとうれしかった。

今度は何を食べようか、またきたいね。

末広町 花ぶさ 天ぷら定食

ここに来たのは数年ぶりだった。





最初に小鉢が来てからしばらくしたあとに、天ぷらとご飯などがくる。エビの天ぷらはプリッとしていて中は半生なかんじでジューシーでおいしい。

丼、と深川めし。江戸味だとおもう。これを食べることができなくて悔しがっている、近くで働いている方がいらした。この週が最後の深川飯だった。池波正太郎もまた、桜の季節にこれを楽しんだろうか。書かなくてもいいだろうけど、赤だしうまい。

最後のおしるこがうまかった。まだ花振るいのある時期だったので、とても体が温まり心地良い。それにしらたまもあんこもとてもおいしい。

正太郎考案?の千代田膳は予約すればランチでもOkだが、2個くらいならいってもやってくれることがあるとかないとか。

浅草 天藤(てんとう)てんぷら定食1900円

池波正太郎のエッセイにも出てくる、少し寿命が延びる天丼を出す(?)お店。内容は読んでもらうとして、私個人は西新井の帰りに必ず寄りたいてんぷらやとして利用する。今日もてんぷら定食。B級グルメ扱いになることも歩けれども、個々のてんぷらはゴそっとした衣の割にはあっさりといただける。



シバエビ、海老、掻き揚げ、おくら、カボチャ、キス。それになめこの味噌汁に自家製お漬物と御飯。ことしはお弟子さんが入っていた。これからも続いてほしい。

再訪:必ず


たいめいけん 昭和の紙かつカレー et ポークソテー



人口に膾炙されている、かのたいめいけんにはじめていく。同郷人とアスパラのサラダをシェアし、グラスワイン(たぶん、ガメイだったとおもう)をシェアし、そのあと昭和の紙かつカレーとポークソテーで締める。どれも面白い味だ。洋食屋としてスタイルを追求し続けた結果の個性のようなものがある。紙かつは、いつもはビールのつまみにいただくが、今回はカレーの上に乗って出てきた。
こちらの紙かつはすこししっとり系。口をけがしない優しさがあり、また食べやすい。紙かつという性質上カレーライスが絡みやすい。

お店の雰囲気もまた面白い。非常に清潔だけど、洋食屋らしい活気があり、またこまごまと見るべきものも多い。てきぱきとしたサービスは、長居したい人には居心地悪いかもしれないが、なかなかすがすがしい。片付け魔の人には感覚的に嬉しいお店だろうと思う。

ところで、1階とそれより上では値段と格が違うらしい。おかずをシェアしてちょっといい御飯を頂くのが2階で、昔ながらは1階だろう。池波正太郎は2階中心だったが、カレーは1階のほうだったと書き残している。

何かきっかけがあれば、上の階もいってみたいものだ。そのためには、時間に厳密にならないといけないのがつらい。

天藤 てんぷら定食


今の店構え


以前のお店。2008年くらいに移転したらしい。

注文したのは、てんぷら定食。


まずはお漬物から登場。

しばらく、軽やかに上げる音を聞きながら、てんぷらがやってくるのを心待ちにする。


でてきたのがこれ!
小エビ2本
大エビ1本
かぼちゃ
ししとう
かきあげ。

ころもは厚めだが、油をほとんど感じない。からっとしており、胃もたれもほとんどしない。御飯を残す人はいても、盛られたてんぷらを残す人は誰もいなかった。


御飯はおかわりしてもよいらしかったが、お茶碗は大きめだったのでそれは必要なかった。


次の機会では、てんぷらを待っている間熱燗でもたのんでみたいと思う。

目黒 とんき 本店

ワインの授業を受けた後、目黒とんきでビールを頂く。一度訪れたことはあるものの、まずはビールをやってみたかった。瓶ビールとともにピーナッツの小皿がついてくる。しばらくちびちび飲んでいると、串カツができてやってくる。ひれと違い、ネギが入っているのだけどそれもなかなかうまい。





長居するお店ではないが、居心地がよい。池波正太郎飯だとおもう。

末広町 花ぶさ お昼のお刺身定食(氷見の鰤・大間の鮪)

池波正太郎の食エッセーではほぼ必ずでてくる、はなぶさにいく。
末広町の駅を4番出口から出てすぐ裏手にある。

静かな店内で無駄のない仕事を調理人がてきぱきとさばく。1階の座席はテーブルが一つとカウンターに10人前後だろうか。見る限り年配の方や一言ありそうな人ばかりのように見える。

ランチメニューを渡されて見てみるといろいろあってそれだけでもかなりの時間をかけてしまう。
自分は刺身、家人はかき揚げセットにする。







憧れだったが、来てみてさらに焦がれる。
お店の端々に正太郎作の色紙などがさりげなく飾ってあり何とも好ましい雰囲気。

静かで、居やすい。

次は御膳にするか、それとも夜来るべきか。

御料理 花ぶさ

上田 刀屋

池波正太郎のエッセーでよくでてくる上田の刀屋。読み返してみると屋号はもともと刀鍛冶だったことからきているらしい。店構えの割に中は小さめ。全部で20人ちょいしか入らないが、注文も回転も速くこぎみよい。また、池波正太郎の字もかざってあった。ゆかりのあるお店についたことを実感する。

よく写真が出ているので量は知っていたが、ここは果敢に並盛に挑戦。






さいきん珍しい、四角いそば湯のいれもの。文字入り。

そば*2人前+てんぷら盛り合わせで2000円前後。
信州の良いお店はそばがそもそも安く、秋には山の味覚が豊富でてんぷらも充実。
再び見えたし。